エダマメは完熟する前の大豆のことで、原産地は中国北東部(満州)、シベリアのアムール川流域。
原産地から中国全土への伝播は紀元前7世紀頃、インドへは18世紀、ヨーロッパには19世紀中頃伝播しました。

日本には縄文時代に中国から伝来と『古事記』『日本書紀』に記載があり、『和漢三才図絵』(1712年)にはエダマメの利用法が記載されています。
また江戸時代の『俗事百工起原』(1771年)には、夏になると枝豆売りが「枝付き豆」として枝ごと茹でて路上で売り、人々が食べ歩いていたことが「エダマメ」の名前の由来とされています。
(参照:野菜ソムリエテキスト、ウィキペディア)
≪栄養成分≫
筋肉や毛髪、皮膚などを構成するたんぱく質、疲労回復を助けてくれるビタミンB1、大豆にはないビタミンCが豊富で、体内の余分なナトリウムを体から排出するカリウムも多く、植物繊維やイソフラボンも含まれています。
メチオニン(アミノ酸の一種)はアルコールから肝臓を保護し、ビタミンB1、ビタミンCはアルコールの酸化を促し肝臓の負担を軽減するためエダマメはビールのおつまみに最適です。
≪選び方≫
枝付きのものが新鮮です。
節と節の間が詰まってサヤが密生しているもの。切り離した状態だとサヤにうぶ毛がありくびれのあるプリっと膨らんだもの(パンパンは大豆になる状態なのでその前のものが甘い)を選び、サヤが黄色くなったものは熟しすぎなので避けましょう。
≪枝からエダマメを簡単に外す方法≫
枝を逆さまに持って手で枝先に向かってエダマメをしごく様に滑らすとハサミでカットするより簡単に取り外せます。
又サヤの端を切る時はまな板にエダマメを数本並べて包丁でカットすると速いです。
≪保存方法≫
枝豆生産者は「鍋に火をかけてから畑に行け」と言うほど収穫直後から風味が落ちます。
新鮮なものを素早く茹でて冷蔵か冷凍保存を。
冷蔵は2〜3日程度、冷凍保存だと約1ヶ月が目安。
【極旨エダマメ炒め】

《材料》
- エダマメ…1袋(200g)
- オリーブオイル…大さじ1
- ニンニク(みじん切り)…1片
- 鷹の爪…1本
- しょうゆ…小さじ1
- 粗びき黒コショウ
《作り方》
フライパンにオイル、ニンニク、鷹の爪、エダマメを入れて中火で8分ほど好みの固さに炒め、最後にしょうゆをフライパンの淵から回し入れて混ぜ、黒コショウをふる。
【美味しいずんだ餡パン】

《材料》
- エダマメ
- 砂糖、塩…少々
- パン
- バター
- ハチミツ
- パセリ
《作り方》
ずんだ餡は柔らかく茹でたエダマメをサヤから取り出し薄皮もむき、好みの甘さの砂糖(サヤから取り出したエダマメの20~30%)と塩を加えてフードプロセッサー(すり鉢)ですりつぶす。
バターを塗ったパンにずんだ餡をのせてオープントースターで焼き最後にハチミツとパセリをふる。
【もちもちエダマメ団子】

《材料》
- エダマメ…1袋
- 玉ネギ…25g
- ニンニク…1片
- 片栗粉…25g
- 塩…少々
- 油
《作り方》
柔らかく茹でたエダマメをサヤから出し薄皮もむき、玉ネギ、ニンニク、片栗粉、塩をフードプロセッサーにかけに一口大に丸めて片栗粉(分量外)をつけて中火で揚げる。
ビール片手にエダマメを食べながらのオリンピック観戦はいかが?
文・写真:野菜ソムリエ 今井美和子