第二回 有機「BLOFブロフ理論」について

皆さんに質問です。
設問1「この地球を支配しているのは誰ですか?」

そんなん、人間に決まってるやろ!と思ったあなた!
とんでもない、全知全能で我々を支配しているお方がおられるのです。
生命活動を維持して行くには、食物を摂取し、消化吸収が不可欠です。
宇宙食の研究が進んでいますが、人間は食物を作り出すことはできないのです。

設問2 「食物を作り出す能力を持つ生命体とは?」
植物様です。
光合成によって炭水化物を作り、そこからさらにたんぱく質を合成して行く能力を持っているのはこの地球上で植物以外はないのです。

ピーマン畑の右端にあるのは拍動自動潅水装置です

設問3「では、光合成って何?」
小学校5年の理科で学習しますが、高校生の生物レベルで見て行きましょう!

光合成とは、葉の気孔から二酸化炭素を取り込み、根から吸われた水が導管を通って葉にある葉緑素(クロロフィル)に送られ、太陽熱エネルギーを使って炭水化物を合成することを言います。
2H2O + CO2 = CH2O + O2 + H2O
CH2O :炭素と水の合成物ですから炭水化物です。

このCH2Oが1時間に1個作られたとしたら、6時間経てば
2×6H2O + 6CO2 = C6H12O6 + 6CO2 + 6H2O
このC6H12O6は、ブドウ糖と呼ばれるものです。

さらに、このC6H12O6が4,000~5,000分子結合することでセルロースが合成されます。
セルロースは、細胞壁及び植物繊維の主成分で、セルロースが量産されるような誘導栽培することが病害虫に強い作物を育てることになります。

拍動自動潅水装置:太陽光パネルを電源に晴れた日だけ、指定した分量だけ自動的に潅水されます

設問4「草食動物 牛や馬は、なぜ藁だけ食べて生きていけるのか?」
藁は、ブドウ糖が幾つも結合した細胞壁と植物繊維で出来ているからです。
セルロースからブドウ糖を取り出すことができるのが草食動物なのです。

この地球上で唯一ブドウ糖を生成する能力を持つ植物が生命体の頂点にいる所以です。
植物(独立栄養生物)→草食動物(従属栄養生物)→肉食動物(従属栄養生物)

五島農園産野菜には、このシールが添付されています。店頭で見つけたら買って下さいね!