就農コース卒業生メロン農家(水田農園) 農場見学&即売会

7月20日(日)メロン農場見学&即売会を実施しました。
メロンの収穫時期に合わせたため、暑い中での開催となりましたが21名のご参加でした。 

6台の車に乗り合わせ(車のご協力ありがとうございました)神戸市西区押部谷町細田地区にある水田農園へ約15分、昨年就農コースを修了された水田貴士さんの農園です。

用意して下さったテント2張りの日陰で農園やメロン栽培の説明があり、熱心な質問も飛び交いました。
現在ビニールハウスが3棟(メロン1棟・パプリカ1棟・秋メロン準備中の太陽熱消毒中1棟)で土壌調査し長野県より有機肥料を取り寄せて土作りされていました。


さてメロン栽培です。
蜜蜂で受粉し、夏は1苗孫ツルに2個メロン、秋は1苗子ツルに1個メロンだけを残してあとは摘果します。
生きがい圃場で気が付けば大小スイカができてしまったとは大違いです。

メロンは皮より果肉の成長が早いため、果肉の成長に皮が追いつかず表面がひび割れて網目模様の元になります。
そのため水やりのタイミング、量が大変難しく多すぎると割れて痛んでしまうそうです。

設備の苦労話しでは楽農センターは設備が良過ぎた、恵まれていたとの事でしたが、昨年就農コース修了直前に水田さん担当のハウスにお邪魔した時より見事なメロンでした。

就農にあたりメロンを選ばれた理由は「子供がすっごい喜んでくれて、おいしかったぁ~!」と言ってくれて、これでメロンを選びました。
将来は有機JASを取得したい、まわりに有機の親方や仲間がいるのが心強く、大きな夢を語り合っています。


お待ちかねメロン即売会です。
並べられた細かな編み目の青肉・赤肉のメロン達。
当日追加も気温40度のハウスから収穫、採れたてを購入できました。

ちなみに秋メロンは更に糖度が上がるそうです
準備しているハウスに2~3日中に種を落とし、収穫は11月中旬くらいとの事です。

昼食はお馴染みファイブ・カントリー・カフェへ。
芦田農園さんの野菜山盛りサラダ、ピザはきのこ館の椎茸とマルゲリータのハーフ&ハーフ、ドリンクに舌鼓を打ちました。
夏休みに入り家族連れ客で賑やかなお店の一角で楽農話の花が咲きました。