なまくら農家の独り言(文句垂れ)

農業を営みながら、日々思ったこと、気になったことを適当に書込みます。
特に何も求めていません、記述内容あまり信用しないでください、悪しからず

2匹のアマガエル、私のお気に入りの写真です。毎朝「おはよう!」

【雑草との闘い・・草の勝利】 
除草作業には多大な時間を費やしなければなりません、特に暑い夏草はますます元気、人間は暑さでバテバテ、勝負になりません、そのうち、そのうちと思っている間に、自分の胸丈まで伸びてしまった雑草を刈払機でやっつけるのが常となっています。草刈りしながら・・・・
「私は何をしている?」「草の種を播いている?」・・あわてて草焼きをする。
 雑草が発芽し、開花し種が出来てから刈り取り種をまいているのと同じことをしているのだ、もっと早い時期に(種子が出来る前)刈り取れば、このようなことにならないのに、・・といつも反省しながら草刈りをしています。もしかして私は雑草栽培農家?

【雑草は食べられないの?】
野菜の栽培をしていると、作物は、日々世話をしないと上手く育ちませんが、雑草は、ほったらかし(手間いらず)でグングン育ちます。雑草は、(人間の意図にかかわらず自然に繁殖する植物・過酷な環境にも耐える繁殖力)、作物は(人間が意図して栽培し主に食糧とする)とありますが、出荷作業を行いながら、ふと思うのは・・この草(雑草)が小松菜のように売れたら「ええのになあ・・」と思うのは、私だけ??
人は、強い繁殖力を持つ植物よりも、か弱い植物を好んで(美味しいと感じ)食べるのか?地域によっては、雑草扱いでも食用に用いている草もあるようです。牛、ヤギ、ヒツジのような草食動物はほとんど無選別でなんでもモリモリ食べているように思いますが、きっと好き嫌いはあると思いますが、食糧としての選択範囲がかなり広いのでしょう。
人も動物も豊かになり贅沢すると、美味しいものしか食べなくなるのでしょうか??。以前17歳で亡くなった我が家の愛犬は、散歩に行って食べる草の種類は決まっていました(目的をもって選別していました)。
人間は、食べられないものを煮たり、焼いたり、すり潰したりして食糧としての範囲を広くしてきました、こんなに強い雑草(現在雑草呼ばわりされている草)をもっと食糧や、生活物資に利用できないでしょうか?
例えば雑草の繊維を利用した、紙(レジ袋の代用・食品トレイ)等の利用が出来たら、雑草農家もまさしく、濡れ手で粟!!
雑草農家としては、雑草御殿を建てたいものです。(笑い)